2020年9月9日
『泰崗茶』たいがんちゃ
『泰崗茶』たいがんちゃ
知っている人が少ないお茶です。
生産地は、新竹縣尖石郷という北部では一番高い所に位置し、標高は1600m〜1800m,
桃の栽培が盛んで、温泉地であります。
茶畑としては新しい地域で、面積は大変小さく、未開発地帯で、土は微量元素、有機質です。
緯度が高いため、1600m〜1800mで育った茶葉は、
中部の2100m〜2200mと同じくらいの美味しさと香りを持っております。
品種は青心烏龍です。
茶王は茶畑としてはまだ4年〜5年ほどの、土地が肥えた畑の葉を選んでおります。木や土地の新しさなどから、あと4〜5年は美味しいお茶が出来るそうです。
大変淹れやすく、しっかりとした味わいなのに苦味が出にくく、舌を纏う癖のないまろやかな味わい、これまでの高山茶のどれとも違うというのが感想です。
味わいはどの項目も突出して主張せず、上手く纏まっており、やはり茶王の技術が、上品で優等生のお茶を作り出しています。ほんのりフルーティーな香りもございます。
今年の春茶は高山では霜が多すぎたため、茶王は三種類だけ作りました。紅烏龍茶と金萱茶、そしてこの泰崗茶です。
泰崗茶は1300円セット(税別)でお飲みいただけます。お菓子とオーギョーチも付いております。
みなさまのご来店をお待ちしております。